天理大学 生涯教育

天理大学 人間学部 生涯教育専攻 ウェブログです。

自治会ボランティアは続く

昨年の思い出です。昨年は大学の地元「天理市杣之内町自治会」のボランティアでちょっと嬉しい話題がありました。紹介させてください。

 自治会多世代交流イベント「芋ほり体験と西乗鞍古墳散策」で子どもたちや地元のみなさんとすっかり仲良くなったボランティア学生に神社の秋祭り(新嘗祭)にもボランティアで来てほしいとのオファをいただきました!

地元の皆さんが長く守ってこられた氏神さまのことですから、もちろん喜んでボランティア活動をさせていただきました。

拝殿にあがられる地元の役員のみなさん。石上神宮宮司さんの祝詞が静寂に響き、神聖な気持ちになります。祝詞に続いて太鼓の奉納。

天理市内で活動される「猛鼓会」の演奏です。

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猛鼓会さん迫力ある演奏が始まります。

一番うれしかったのは、お参りにいらっしゃった住民さんから「今年は、みんなみたいな若い方が来てくれて嬉しい。」といっていただいたことです。

こちらこそ、温かく迎えてくださって嬉しかったです!!
ありがとうございました。

そして、次に嬉しかったことは・・・・

自治会ボランティアのリーダーを務めた森東くんが「天理市行政施策貢献学生」として天理市長から認定されたことです。

この制度は今回で9回目。
天理市の行政施策に自発的に貢献した学生が認定される制度です。

表彰当日の様子は天理大学のホームページに載っています。
天理大学 | トピックス|令和2年度第1回(通算第9回)天理市行政施策貢献学生認定式
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認定式で市長と。森東くん、緊張しすぎ(笑)
 
大学の地元自治会のお役にたてて、ご縁に感謝しました。

ありがとございました。

今年も自治会ボランティアは続きます。今年はパワーアップします。

丹波市小学校区(たんばいちしょうがっこうく)多世代交流会にボランティア参加しました(*^_^*)

 秋晴れの爽快な一日。天理市丹波市小学校校区で開催された多世代交流会「芋掘り体験と西乗鞍古墳散策」に、生涯教育専攻の3回生と1回生がボランティアとして参加しました。これは、自由にボランティア活動ができる「生涯教育実習3」による参加です。

 生涯教育専攻では、学生の「ボランティアに参加したい!」「ボランティア活動で学びたい」気持ちをサポートするため、一定時間の計画的なボランティア活動を「生涯教育自習3」の単位として認めています。学生はフリーハンドで自主的に学ぶことができます。

 今回は、大学の地元「杣之内自治会で自治会活動を学ぶ」をテーマに、芋掘りイベントの準備やゲームを考えるなど、準備から当日のお手伝いまでを学生が自発的にボランティアとして活動しました。

 天理市自治会を6つの小学校校区で「校区会」として分けて、その下に各自治会が組織されて、住民の安全・安心やつながりを維持して住みやすいまちづくりをしています。そして、事務局を各校区にある公民館が担います。つまり、地域における学び支援を学問する生涯教育専攻の学生には「ストライク!!」な活動内容です。

 例年ならば、丹波市校区では、300名が集まってクリスマス会を開催するそうですが、今年は新型コロナウイルスへの対応で参加者定員を60名にして、屋外で芋ほりとピクニックになったそうです。

 午前10時に丹波市小学校に集まった地域の参加者は高齢な方から赤ちゃんまで、まさに「多世代」。丹波市小学校から芋ほり畑までの道を約30分ほどかけて歩きます。ボランティア学生は、皆さんの安全に配慮しながら、おしゃべり相手として楽しくハイキングしました。到着した時には、子どもさんとボランティア学生がすっかりなかよしに。中にはベビーカーを押している学生までいました。

 芋掘りが始まると、畑からは「大きい~」「みてみて!!」「すごーい」歓声が響きます。大学生は芋掘りのサポートと焼き芋を焼く作業をお手伝いしました。芋ほりの後は西乗鞍古墳の広場でゲーム大会。大学生の出番です。子どもたちと遊ぶ大学生を楽しそうに見守る大人たち。和やかな雰囲気が漂います。

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顔より大きい芋に子どもたちも大興奮
 
 お昼ご飯の後は、大人も含めたクイズ大会。出題はもちろん大学生です。みんなで盛り上がったところで、「天理の歴史」「体操」とプログラムも進み、最後のビンゴゲームを無事に終えてからまた小学校への道のりを参加者と一緒に歩きました。

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大盛り上がりのゲーム大会!
  
 このボランティア活動を通じて、イベントを企画すること、準備や当日の段取り、自治会活動の意義などを学ぶことができました。大学の教室では学べない地域の実際が見えて貴重な学びの場となっただけではなく、かわいい子どもたちとのふれあいやホクホクの焼き芋まで食べられて、充実した秋の一日となりました。  

対面授業 再開から1ヶ月!

こんにちは。生涯教育専攻の佐々木です。天理大学では9月半ばから始まった秋学期、受講者50名以下のクラスで原則として対面授業を再開しています。まだ食堂は営業していなかったりするなど、学生さんには不便もおかけしていますが、それでも、キャンパスに活気が戻ってきた感じはうれしいですね。

生涯教育専攻は学年20名と小規模なので、専攻の学生だけで受ける専門科目はほとんどが対面授業となりました。開始からおよそ一ヶ月以上が経過し、けっこういろいろなことをやりましたね。

・4年次生は、「卒業論文中間発表会」で研究発表をしました。4年間の集大成である卒論制作の中間地点として今はある意味で正念場です。調査に制約が多い状況のなかでも、自分がテーマとする題材に生涯教育の意味を見いだそうと、悪戦苦闘しながらもまとめたレジュメを各自発表してくれました。

・3年次生は、「社会教育実習」がスタートしました。例年は夏休み期間におこなっていた自習も今年はようやく今の時期です。実習生を受け入れてくださった公民館、生涯学習センター、教育委員会等、関係者の皆様に感謝申し上げます。学習支援の現場でお仕事に加わります。そこでしか学べない多くのことを、社会人の第一歩としても吸収して欲しいと思っています。

・2年次生の「生涯教育基礎実習」では、9月から10月にかけて、毎回ゲストスピーカーをお招きしています。地元天理市を中心に広く地域づくりに関わる方々に、活動に携わるようになったきっかけや具体的経過をうかがっています。そのひとつが、前の記事にもまとめている「天理駅前広場CoFuFun 」に携わる天理市職員の方のお話でした。
「生涯教育基礎実習」で公開授業を実施しました。天理駅前広場 CoFuFun(コフフン)を地域の方と共創した市職員のかたを講師にお招きして - 天理大学 生涯教育


・1年次生の「生涯教育基礎演習2」では、以前の記事でもご紹介した3つの活動プロジェクトが始まりました。地域のみなさまや子ども達と直接交わる活動は生涯教育専攻の伝統となっている学びのスタイルですが、今年の1年次生もその輪の中に入ることができました。どこもコロナ禍の影響はやはり大きく感じますが、そんな中でも学生達を受け入れていただいて大変ありがたいです。
街に出かけて学ぼう! - 天理大学 生涯教育


もちろん、キャンパス内での講義もおこなわれています。マスク、手指消毒、建物入口での検温、移動前には使った箇所を除菌シートで掃除するといった安全対策にも、近頃は随分慣れてきました。ただ個人的にひとつ慣れないこととしては、教室で座席指定をして、学生が毎回固定した位置に座っていることですね。これは座席間の距離を確保するとか、各自の足跡がたどりやすくなるとか大事な意味が多いので僕も採用しています。でも、グループワークをしたり、人を移動させてみたり、あるいは、こちらが教室の背面にある黒板を使ったり等、空間の柔軟な利用がちょっと難しい。それに、普段ならどのグループで固まって座っているかとかの関係性も表れてくるのですが、それも掴みづらかったりしています。まだまだ工夫が必要な面も多いですね。

最後に、ひとつ告知を。
天理大学人間学部大阪市阿倍野市民学習センターの共催で実施する全5回の大学公開講座人間学で読み解く現代社会」の第4回に生涯教育専攻の杉山先生が登場です!
タイトルは、『「学ぶ」ということの意味を考える』で、11月22日(日)13:30-15:30 阿倍野市民学センターにて。
阿倍野市民学習センターさんと天理大学人間学部が連携講座をつくって、大阪で公開講座を実施するようになって3年目になりました。「人間と社会」に各教員が専門分野から切りこむこの講座、過去2回は好評をいただいていましたが、今年は当初予定だった6~7月に残念ながらキャンセルとなっていました。でもセンターさんのご尽力で今年も開催できるようになったことは本当に嬉しいです。お時間がある方はぜひ!
osakademanabu.com
www.tenri-u.ac.jp

「生涯教育基礎実習」で公開授業を実施しました。天理駅前広場 CoFuFun(コフフン)を地域の方と共創した市職員のかたを講師にお招きして

今年度秋学期の「生涯教育基礎実習」では、生涯教育を地域でもりあげているかたがたにゲスト講師になっていただいて、どんな取り組みをどんな形でおこなっているのか、お話をうかがっています。
10/14の回では、公開授業のかたちをとって、天理駅前広場 CoFuFun(コフフン)を地域の方と共創した市職員のかたを講師にお招きして、プロジェクトの構想から運営についてまで伺いました。
 
天理駅前広場 CoFuFun(コフフン)は、JR・近鉄天理駅の駅前広場。 2017年4月のオープンいらい、天理市内や近隣からたくさんの人たちが集まって、まちの元気をつなぐ、にぎわいづくりの拠点になっています。
cofufun.com
colocal.jp
 
今回の公開授業では、コフフン立ち上げ時に関わられた吉本幸史氏(現・福祉政策課)と、現在コフフンの運営を行っている増田幸平氏(総合政策課)から、おはなしをうかがうことができました。
www.tenri-u.ac.jp
 
授業「生涯教育基礎実習」では、今後、いろいろと伺ったお話をもとに、こんどは学生のほうから企画・アイディアを出して、お招きした講師の方々にお返しする、というチャレンジを計画しています。

街に出かけて学ぼう!

こんにちは。生涯教育専攻の佐々木です。
すごく久しぶりの投稿で。。。。
気まぐれブログ、お許しください。

天理大学でも秋学期が始まりました。
コロナ禍、まだまだ大変ですけど、
生涯教育専攻では少人数の対面授業も数多く再開しています。

その中でも、生涯教育基礎演習という1回生が履修する科目は、
キャンパスを飛び出して活動する専攻の目玉授業のひとつです。
今日はそのご紹介をしますね。
2019年度からは、3つのプロジェクトで活動しています。

【その1 “天理市放課後わくわく広場”参加プロジェクト】

放課後の子どもたちの安心・安全な居場所づくりを目的に、
天理市井堂堂小学校で週に1回、開催されています。
ここに、専攻の学生さんも“わくわくの先生”として参加してます!
子どもさんの姿をこのブログには出せないので、市のサイトをご覧ください。
 www.city.tenri.nara.jp

地域のわくわくの先生方、教育委員会のみなさまといった、
教室を支えているスタッフさんとの協力も大事な学びのひとつ。
それから、学生が企画を考える回があったりします。
2019年度の学生さんは、
「パラバルーン・ダンス!」「知略で勝て!秋の大運動会」「クリスマス会」
などの企画を作りました。
子どもが喜んでくれてみんなで楽しめる企画を考えるのは意外に大変だけど
学生さんの頑張りが子どもたちにも伝わっていたかなと思ったのは、
最後は涙のお別れになった時。見ていた私もウルっときてしまいました。

2020年度の1学期は教室もやむなく中止になってしまい、残念でした。
でも、9月になって始まりましたよ!
今年は、まず検温や消毒など安全対策から始まり、
参加学生さんも自らに安全対策を徹底しながら、
子どもたちの検温や消毒のお手伝いも担っています。
社会状況の応じた運営を学ぶのも大事なことですね。
そして、今年の学生さんはどんな企画をしてくれるか、
今から楽しみにしています。

【その2 “商店街のために大学生ができることを考える”プロジェクト】

本専攻でも長年お世話になっている「天理本通り商店街」
天理の名所です。
天理駅前から天理教教会本部までの1㎞に及ぶアーケード街は見ものですよ。
でも、今の時代、商店街の運営はどこも大変なのも確か。
天理本通り商店街も若者の知恵と活気を取り込むにはどうしたらいいか、
いつも知恵を絞っておられます。

そんな商店街のために大学生ができることはなんだろう?
このことをコンセプトに、2019年度は生涯教育専攻1回生の8名が活動しました。
商店街の利用実態や商店街に望むことについてアンケートをしたり、
商店街を舞台にしたイベント「てんりミュージックストリート」の運営に参加したり、
現場に入って感じられることを大事にします。

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調査の結果をまとめたものは、商店街の中の「天理市産業振興会館」で発表し、
新聞にも取り上げられました。
奈良)居場所になどと提案 天理大生が地元商店街を調査:朝日新聞デジタル
天理本通り商店街を元気に - 活性化策を店主らに提案/天理大生、1年かけプロジェクト取り組み|奈良新聞デジタル

・空き店舗、小学生以上は期間限定で出店可能!
Wi-Fi設備がある休憩スペース
・街ライブラリー
・無料自転車置き場
SNSなどでの情報発信
・継続的な勉強会
など、1年間の調査と経験をもとにしたいろいろな提案がなされました。
2020年度も秋から商店街に入ります!

【その3 学びと活動の循環でつくる多世代交流プロジェクト】

このプロジェクトチームは、なんと2つの活動を手掛けています!
ひとつは、天理市子育てプロジェクトへの参加。
天理市健康推進課さんとNPO法人ファザーリングジャパン関西さんが協働して
天理の“子育てパパ”さんたちを応援する取り組みをおこなっています。
ここに学生さんも参加しました。
fjkansai.jp

学生さんにとって子育てはまだ遠い先に感じられることだったかもしれません。
でも、活動の運営をお手伝いしながら、
今までは教科書やニュースで聞いていた
「子育ての課題」「男性の育児参加」といった社会の課題が
街で暮らす人の現実の中にあるものとして
感じられたんじゃないかなと思います。

もうひとつは、「ならまち わらべうたフェスタ」の運営に参加しました。
奈良市中心街から南東に広がる、歴史的な 街並みが素敵なならまち。
このならまちを舞台に、昔から地域につたわる“わらべうた”を題材に
したお祭りが「ならまち わらべうたフェスタ」。
もう30年近く続いている伝統になりつつあるイベントで、
毎年30以上の団体がならまちのいたるところにブースを作って
わらべうたや昔遊びを紹介する楽しいイベントをおこなっています。
ただ、実は運営側にはちょっとした悩みがあったそうで。
というのは、毎年たくさんの団体が参加してくれるがゆえに、
その団体同士がそれぞれのブースでどんな活動をしているのか
全体としてイベントが来場者からどんな印象をもたれているのか、
中々つかめなかったそうです。
そこに立ち上がった(!?)生涯教育専攻の学生さんたち!
事前準備の運営会議から参加して状況を把握したうえで、
当日はカメラをもって各ブースの様子とお客さんの声を取材。
後日の運営会で取材したイベント全体の様子を報告して、
各団体さんにも、イベントの成果としてこれまでには見えにくかった点を
感じていただくことができました。
実は、写真満載の「わらべうたフェスタ フォトブック」を作っていまして。
う~ん、ここで公開したい!
って気持をグッとこらえて、文章でご紹介してみました。
2020年のわらべうたフェスタは、史上初のリモート開催。
どんな姿になるのかな?
学生さんの関心も尽きないことでしょう。

以上、3つのプロジェクトについて、いかがでしたか?
この3つのグループはただそれぞれの現場で活動に参加するだけでなく、
節目には学年みんなで集まって、成果発表会をおこなっています。
お互いの活動について情報交換しながら
大きな視点で、「街に出かけて学ぶ」ことの意味を考えているわけです。
そして、今、2回生になったみなさんと、新しい1回生のみなさんが、
共通体験として参加したプロジェクトについて語り合えたら・・・
そんな学びを目指して、これからも元気に頑張っていこうと思います!
 

オンライン授業生活におすすめのガジェット/Webサービス/アプリを紹介しましょうか。

オンライン授業もはじまって、2週間が経ちました。いかがおすごしですか? 授業、うまくできていますか?
石飛です。ぼちぼちやっております。
地域によっては国の緊急事態宣言も解除になっていますが、あるいみ今がいちばん大事、あまりいきなり以前の日常に戻ろうとするとやばいですね。やばいです。あくまで徐々に、慎重に、コロナ対策を十分以上に意識しながら生活をもどしていきたいものです。

そういうわけで、とうぶん大学も原則としてオンライン授業が続く見通しなんですが、そこで、オンライン授業生活のこの時期に、ちょうどいいということで、おすすめのものを紹介します。どれも、アフターコロナでも役立つことうけあい、大学生でも社会人でも活用したらいいものですよ。いま、ちょうど、コロナのこの時期に、使い始めて慣れておくといい、という。

【ガジェット】(便利な文具)
さいしょにご紹介するのはこれ! スマホでPCなみにさくさく文章が書けるという「bluetoothキーボード」。
bitwave.showcase-tv.com
オンライン授業で、毎週、課題を出すことになっていると思います。それで、PCで授業を受けている人だけでなくて、スマホで授業を受けている人も多いし、レポートもスマホで書いて出してもかまわないことになっていると思います。でも、スマホだとどうしてもレポートみたいな長い文章は書きにくい!!
そこで、お勧めなのが、「bluetoothキーボード」というやつです。
みなさん、知っているよと言う人はけっこういるかもですが、このさい、良い機会なので、ぜひ使い始めてみてください。いいですよ!
スマホで、PCみたいにさくさく文章が書けるようになりますよ!
これ、たぶん、たんに入力方式が違うというだけではないと思います。スマホを手に持って画面上で指で操作して入力するのと、スマホを机の上に置いてキーボードを使って入力するのでは、たぶん、自分が書いている文章との「距離感」が違ってくるのが実感できると思います。「客観的な文章」が書けるようになる、っていうか。
もともと、スマホというのは、小さいけれど、性能はPCに匹敵するぐらいのものを内蔵しています。なので、ビジネスマンの人とかは、出先とかでスマホで文書をサクサクっと作ったりしているわけです。そのぐらいつかいこなせば、スマホしかなくても、PCに匹敵するオンライン授業生活が送れると思いますよ。
さあ、そこでお値段のほうですがなんと! まぁ物によりますが、安いものだと2000円ぐらいからあります。石飛が使ってるのは乾電池式の2000円ぐらいのやつ。十分使えます。
もちろん、このさいPCを買おうという人は、ぜひ買ってください。でも、当面のところはスマホでオンライン授業受けよう、という人は、逆転の発想ですよ、このさい、エリートビジネスマン的な(?)スマホの使いこなし方を身につけるといいと思いますよ。

Webサービス】(本を買えるオンライン書店のサービス)
みなさん、オンライン授業で、教科書は手に入りましたか? いろいろな参考文献は読んでいますか? 生涯教育専攻の「課題図書」は読み始めてますか?
大学生の勉強には、本を読むことがつきものなんですが、いま、図書館もなかなか自由に使えないし、なかなか本を手に入れることも難しいですねえ…
みなさん、Amazonというのはたぶんみんな知ってるわけですが、そのAmazonも、自粛生活期間は特に、日常生活用品を優先するために、本の販売はちょっと滞り気味になっていた、というはなしもありました。
じつは「オンライン書店」というのは、Amazon以外にもたくさんあるので、それをご紹介しましょう、というのが本日二件目のおすすめ。
booktrip-japan.com
↑これは「執筆ドットコム」という、いろいろ執筆しちゃおうという人向けのサイトで紹介されている、いろいろなオンライン書店の紹介です。オンライン書店、たくさんあって、それぞれ特徴がちょっとずつ違ったりします。また、同じ本が、Amazonだと在庫切れでも、いくつかオンライン書店をさがすと、あったりします。また、「古本」でいいわ、という場合であれば、オンラインの古書店だと、珍しい本があったり、また、同じ本でも安く買えたりも、します。
はい、こちら↓。
book.tsuhankensaku.com
「書籍横断検索システム」。たくさんのオンライン書店で、どこに在庫があるか、一発で検索できるという話題のサービス。Amazon品切れでもへっちゃらですって。
個人的な趣味でお勧めすると、
www1.e-hon.ne.jp
この、「オンライン書店e-hon」で買うと、近所の本屋さんとか自分の応援したい町の本屋さんとかで買ったことになるそうです。なんかうれしいですね。町の本屋さんがんばれです。
あと、古本に関しては、
www.kosho.or.jp
やはり「日本の古本屋」をすすめざるをえない。えないわけですよ。なぜかというと、「日本の古本屋」のTwitterアカウントは、毎日エモいことをつぶやくので有名だからです。もちろん石飛はフォローしてます。
まぁ、いずれにせよ、
オンライン授業で、なかなか先生に直接質問したりできないけれど、面白いと思った事柄について、自分で参考文献を手に入れて読んでみたりするのもいいかもですね。せっかく時間がたくさんあるので、このさい本をしっかり読もう!というご提案ですよ。

【アプリ】(毎日のペースをつくるおてつだいアプリ)
まぁ、もうひとつ、この時期お勧めということでスマホアプリというのも勧めておきましょうか。
みなさん、生活のペースがくずれてきてないですかー?だいじょうぶですかー?
そんなあなたに、ドン。
wepli-dot2.hatenablog.com
「継続する技術」というアプリ。無料です。
詳しい説明は、この紹介記事↑がくわしいです。シンプルなアプリで、さいしょに「これをやるぞ」と自分で決めたら、それをアプリに設定すれば、あとは毎日、決まった時間に「今日はやりましたか?」とリマインダ通知が来る。やったら、アプリにやったよと入力したら、「よくできましたね!」的にほめてくれる。それが1カ月続く、と。
シンプルなんだけど、私、一カ月やってみたら、できました。コツは、あまり無理せず低いハードルから、ということですかね。じつは、そのへんの考え方というか、継続トレーニングのコツの心理学的な裏付けみたいなのが、けっこう面白いのです。生涯教育専攻で勉強することでいうと、「コーチング」とかにあたるようなことが、きっちりと考えられて作られています。また、そのへんの説明も、アプリ内でやってます。おすすめ。

こんなかんじで、まぁ、しばらくはオンライン授業生活が続きますが、できるだけ有意義にすごしましょう!
ではでは!

Cool heads but warm hearts - 冷静なアタマで、暖かいこころで。

いよいよ、5月7日から春学期の授業が始まりますね。教員の石飛です。お元気ですか? 世界中の学校が、いっせいに大規模な遠隔授業にチャレンジしています。なんともすごいときに私たちは居合わせることになったものです。はりきって、しかしまぁがんばりすぎず、まぁしかしはりきっていきましょう。

タイトルにあげたのは、経済学者のアルフレッド・マーシャル(1842-1924) の有名なことばです。冷静なアタマで判断しよう。同時に、温かいこころで取り組もう。経済学のむずかしげな理論は、当時のイギリスの厳しい経済的な苦しみや貧困を経済学の力でなんとかできないかという熱いハートと一体となって産み出されていた、ということでしょうか。そして、この「Cool heads but warm hearts」ということばは、さまざまな学問にあてはまります。もちろん、私たちが専門で学んでいく「教育」の世界でも。
これから始まっていく大学の授業では、いろいろな「理論」や「知識」を学んでいくことになります。教育とは何か? 学ぶとは? 人が成長するとは? あるいは、どうすればそれらがうまくいくのか? あるいは、教育や学びにおいて私たちはどんな壁にぶつかって何に困るのか、教育に問題があるとすればどんなことなのか、それはどうすれば解決にむかうものなのか? などなど。さまざまな「理論」や「知識」が、教育の世界にも蓄積されていて、それらの「理論」や「知識」を知ることによって、教育の見方がクリアになったり、思い込みから解放されたり、問題の解決が見えてきたり、できるようになるよ、というわけです - これ、「冷静なアタマで判断しよう」ってことですね。そして、それはそれだけでは半分にしかならない。たんなる「お勉強」としてしか身につけていないならば、「理論」や「知識」が人や社会や私たち自身を強く動かすのは難しいかもしれません - もうひとつ大切なのは、「温かいこころ」です。

とはいえ、ハートの熱さにかんしては、みなさんのほうが得意かもしれないですね。「教育」にたいする思いとか、問題意識みたいなものは、生涯教育専攻に集まったみなさんはそれぞれなにかしら持っているように見えます。だから、その思いを、手放さないでぜひしっかり持ちつづけてください。そしてその思いを、大学でまなぶ「理論」や「知識」によってさらに鍛えて強くしていって - 少なからぬ学生さんたちはそこから卒業論文にまで結びついていくことになるのは、前回、佐々木先生が書いておられましたね - みなさんが、気がつくとしっかりとした「教育のプロフェッショナル」の道を歩み始めてほしいなあと思っています。

「冷静な頭脳と温かい心( cool head but warm heart )」というマーシャルの言葉について、労働問題研究の小倉一哉氏(現・早稲田大学。『エンドレス・ワーカーズ−働きすぎ日本人の実像』いい本です)が労働政策研究・研修機構の研究員時代に書かれたエッセイ。
www.jil.go.jp
「労働問題研究者の資質」というおはなしですが、文中にあるように「人間社会に関わる様々な学問領域」にあてはまるおはなしでもありますね。

さて、そろそろ曲紹介の時間ですね。そんなわけで今日はYouTubeで見かけた動画です。10分程度。
韓国のストリートライブのひとこまのようなんですが、日本語字幕が入ってるので、ここで何が起こってるのかはわかりますね。このボーカル&MCの人がすこしずつみんなをまきこんで、「場」を作っていくかんじは、なかなかいいです。このペラペラ喋るボーカル&MCから、私たちはいろいろ学べるかもしれない。「冷静なアタマ」(人を巻き込むテクニックや、場をコントロールするテクニック…)の部分と、「温かいハート」の部分と。この「場」が、少年をリラックスさせて、ちょっと自信をもたせて、「ちょっと背伸び」させて、彼の成長にみんなが立ち会うかんじ…そんな「場」に立ち会った人たちのなかから、また、きっとこの「感じ」を持って帰ってそれぞれどこかで、違う形で、広げていくことになるかもしれないですね。
こんな光景が、ストリートで、はやくまた見られるようになるといいですねえ。
では、みてみましょう。
「観覧していた男子高校生が舞台に上がって即興でベース(BASS)を演奏したら...」

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