天理大学 生涯教育

天理大学 人間学部 生涯教育専攻 ウェブログです。

丹波市小学校区(たんばいちしょうがっこうく)多世代交流会にボランティア参加しました(*^_^*)

 秋晴れの爽快な一日。天理市丹波市小学校校区で開催された多世代交流会「芋掘り体験と西乗鞍古墳散策」に、生涯教育専攻の3回生と1回生がボランティアとして参加しました。これは、自由にボランティア活動ができる「生涯教育実習3」による参加です。

 生涯教育専攻では、学生の「ボランティアに参加したい!」「ボランティア活動で学びたい」気持ちをサポートするため、一定時間の計画的なボランティア活動を「生涯教育自習3」の単位として認めています。学生はフリーハンドで自主的に学ぶことができます。

 今回は、大学の地元「杣之内自治会で自治会活動を学ぶ」をテーマに、芋掘りイベントの準備やゲームを考えるなど、準備から当日のお手伝いまでを学生が自発的にボランティアとして活動しました。

 天理市自治会を6つの小学校校区で「校区会」として分けて、その下に各自治会が組織されて、住民の安全・安心やつながりを維持して住みやすいまちづくりをしています。そして、事務局を各校区にある公民館が担います。つまり、地域における学び支援を学問する生涯教育専攻の学生には「ストライク!!」な活動内容です。

 例年ならば、丹波市校区では、300名が集まってクリスマス会を開催するそうですが、今年は新型コロナウイルスへの対応で参加者定員を60名にして、屋外で芋ほりとピクニックになったそうです。

 午前10時に丹波市小学校に集まった地域の参加者は高齢な方から赤ちゃんまで、まさに「多世代」。丹波市小学校から芋ほり畑までの道を約30分ほどかけて歩きます。ボランティア学生は、皆さんの安全に配慮しながら、おしゃべり相手として楽しくハイキングしました。到着した時には、子どもさんとボランティア学生がすっかりなかよしに。中にはベビーカーを押している学生までいました。

 芋掘りが始まると、畑からは「大きい~」「みてみて!!」「すごーい」歓声が響きます。大学生は芋掘りのサポートと焼き芋を焼く作業をお手伝いしました。芋ほりの後は西乗鞍古墳の広場でゲーム大会。大学生の出番です。子どもたちと遊ぶ大学生を楽しそうに見守る大人たち。和やかな雰囲気が漂います。

f:id:tule1992:20201024105011j:plain

顔より大きい芋に子どもたちも大興奮
 
 お昼ご飯の後は、大人も含めたクイズ大会。出題はもちろん大学生です。みんなで盛り上がったところで、「天理の歴史」「体操」とプログラムも進み、最後のビンゴゲームを無事に終えてからまた小学校への道のりを参加者と一緒に歩きました。

f:id:tule1992:20201024112439j:plain

大盛り上がりのゲーム大会!
  
 このボランティア活動を通じて、イベントを企画すること、準備や当日の段取り、自治会活動の意義などを学ぶことができました。大学の教室では学べない地域の実際が見えて貴重な学びの場となっただけではなく、かわいい子どもたちとのふれあいやホクホクの焼き芋まで食べられて、充実した秋の一日となりました。